今年も、1年間の成長を見ていただく保育参観がありました。
のびのびと遊ぶ姿、ルールを守る姿、保育士の話しかけに耳を傾ける姿…、
一人一人自分のペースで一生懸命大きくなろうとしています。
子どもに対する大人の願いは尽きませんが、『今』の瞬間をしっかり見つめていきたいですね。
きい組の懇談会では、小学校の先生にお越しいただき、保護者の方にお話をしていただきました。
その中で、「子どもはかわいがってもらえる存在であるよう、大人は子どもを褒めて育ていけるよう、そのための一つとして挨拶がとても大事ですよ。」と話されました。挨拶をしてもらうと、相手に対して好感が生まれます。それに、挨拶は一日の中でもたくさんします。おはよう、こんにちは、ただいま、ありがとう、おやすみなさい…、挨拶をするたびに「挨拶できてえらいね。」というだけで、一日に何度も褒めるチャンスができますね。子どもは褒めてもらうことが大好きです。そのチャンスがたくさん訪れる挨拶って、すごいですね。
また、「できた喜びを味わうことで達成感を感じた子どもは、それまでよりもよく考える子どもになること、そのために、できることとできないことを大人が見極め、がんばれば必ず達成できる目標を立てて子どもに挑戦させてやることが必要ですよ。」とも教えていただきました。子どもが変わる(成長する)タイミングは人それぞれ、いつスイッチが入るか人それぞれ、だからこそ、日々子ども達を褒めたり達成感を味わわせたりしながら、『その時』を楽しみに子育てと向き合っていきたいですね。